資材調達
調達方針
当社は、東芝グループ共有の調達方針『東芝グループの調達方針』に基づき、法令順守や人権、環境への配慮を重視すると共に安全供給能力と、需給変動への柔軟な対応力、不測の災害など発生時の供給継続能力などの条件を満たしている企業を優先的に選定し、継続取引の際も優先致します。
東芝グループの調達方針
東芝グループの基本方針
- 法令・社会規範などを遵守します。
- 調達取引先(候補を含み、以下同じとします。)・調達品選定などの際には環境負荷低減に十分配慮した調達活動を実施します。
- 調達取引先に対して公正な取引の機会を提供します。
- 調達取引先と、相互理解と信頼関係に基づく調達活動を実施します。
調達取引先の選定方針
取引開始にあっては、以下の6条件を満たしている企業を優先的に選定し、継続取引の際も優先します。
- 法令、社会規範などを遵守し、人権、環境への配慮を重視していること。
- 経営状況が健全であること。
- 東芝グループに供給する資材・役務の品質、価格、納期が適正水準であること。
- 安全供給能力と、需給変動への柔軟な対応力があること。
- 東芝グループ製品に貢献できる技術力を有していること。
- 不測の災害など発生時においても、供給継続能力を有していること。
調達取引先へのお願い
東芝グループは、広範な商品群を有し、グローバルに事業を展開する企業として、あらゆる視点から、ステークホルダーの皆様からのご要望に考慮し、また弊社が参加する国連グローバル・コンパクト(UNGC)、EICC(Electronic Industry Citizenship Coalition)行動規範の趣旨に沿って調達活動を推進しております。つきましては、調達取引先の皆様におかれましても、下記要請項目を実行されるようにお願い致します。また、皆様の調達取引先につきましても。東芝グループ調達方針をご理解いただき、本項目を推進する旨、要請をお願い致します。
(1) 法令・社会規範の遵守
調達取引先の皆様が事業活動を行っている各国・地域の関連する法令・社会規範の遵守をお願いします。
- 関連する法令など(各国・地域の独禁法、商法、下請法、外為法、個人情報保護法、著作権法など)遵守・徹底
- あらゆる利害関係者への贈賄(違法な贈与、支払、対価、金銭的または金銭以外の利益供与)の禁止
(2) 人権・労働安全への配慮
調達取引先の皆様の事業活動において、基本的人権を尊重するとともに、安全で清潔な職場環境の実現に努めるようお願いします。
- 強制労働・非人道的な扱い(奴隷を含む)・人身売買・児童労働・差別の禁止
- 適切な賃金の支払と労働時間の管理、従業員の団結権の尊重など
- 安全で清潔な職場環境の実現
*「東芝グループ紛争鉱物対応方針」
http://www.toshiba.co.jp/csr/jp/performance/social/procure.htm#conflict_minerals
(3) 環境への配慮
「”かけがえのない地球“環境を健全な状態で次世代へ引き継いでいく」という考えにたち、環境に調和した商品作りを推進する活動への積極的な取り組みをお願いします。
- ISO14001準拠の環境保全体制の整備と外部認証取得の推進
- 有害化学物質の削減など環境負荷の小さい部品・原材料の調達(グリーン調達)の実施
- 環境保全活動(環境方針策定・システム整備・教育実施など)
(4) 健全な事業経営の継続
継続的な取引を実行するためには、事業経営状況が健全であることが重要です。従いまして、調達取引先の皆様の経営方針・経営状況(財務状況含む)の開示をお願いします。
(5) 優良な品質の確保
お客様に提供する商品の品質維持・向上を図るため、東芝グループと連携してISO9000ファミリーに準拠した品質保証体制整備と外部認証取得に努力し、また以下の遵守をお願いします。
- 各国・地域の安全基準(CCC、JIS、電安法、UL、CEマーキングなど)の遵守
- 東芝グループの求める仕様・品質を満足する資材・役務の継続的な提供
(6) 適正価格での提供
お客様に経済面で満足いただける商品を提供するため、常に市場競争力のある価格での資材・役務の提供と、継続的な価格低減努力の推進をお願いします。
(7) 確実な納期の確保と安定供給体制の構築
お客様に対する商品の継続的な供給と急激な需要変動の要請に応じるため、確実な納期の確保と、安定的かつ柔軟な資材・役務の供給体制の構築をお願いします。
(8) 技術力の向上
お客様のニーズに基づいた安全で優れた商品を提供するために、継続的な技術力の向上をお願いします。
(9) 不測の災害など発生時の供給継続
不測の災害発生時に、当社グループと、皆様の調達取引先様を含めたサプライチェーン情報を共有しながら供給継続に向けてご協力いただくとともに、平時のリスクマネジメント活動へのご協力をお願いします。
- 天災、疫病、火災、暴動、テロ、戦争、内乱などの発生時の供給継続への協力
グリーン調達
グリーン調達ガイドラインについて
地球環境問題は、人類の生活の基盤に関わる問題であり、資源には限りがあることから、これまで大量生産・大量消費・大量廃棄型の経済社会を見直す必要があります。地球の限られた資源と限りある浄化能力に配慮しつつ経済を発展させ、これを子孫に引き継いでいくことが我々に課せられた最重要課題といえます。
当社は、次の時代の地球を見据えながら、貴重な資源を有効に使って新しい価値を創造していく持続的可能な企業を目指して、技術の革新と共に意識改革を進めていきたいと考えています。
グリーン調達ガイドラインのダウンロード
下記のPDFファイルをダウンロードしてご覧ください。
クリーン・パートナー・ライン
クリーン・パートナー・ライン(お取引先様通報制度)
- クリーン・パートナー・ライン(お取引先様通報制度)は、当社の関係者が調達などの取引の関連として、東芝グループ調達方針、取引契約、企業倫理などに違反(コンプライアンス違反)した場合、またはその疑いがある場合、その旨を当社にお知らせいただき、当社として自らそのような状態を正そうという目的で開設したものです。
- 調達などの取引に関連して、当社の関係者が、コンプライアンス違反をした場合、またはその疑いがある場合、下記の通報方法で通報願います。なお、これらと関係のない事項(個人への誹謗・中傷)についての通報はご遠慮願います。
- 通報いただきました事項につきましては、事実確認、調査を行ったうえ、原則として通報した方に結果などをご連絡します。(コンプライアンス違反と関係のない事項に係る通報関してはご連絡しない場合があります。)
- 通報した方の個人情報は、ご本人の承諾を得ない限り、当社「クリーン・パートナー・ライン(お取引先様通報制度)」事務局以外の者へ開示することはいたしません。また、通報した方の個人情報は、ご本人の承諾のない限り、ご本人へのお問い合わせ、返信以外には利用致しません。
- 通報内容につきましては慎重に取り扱い、事実確認、調査などのために必要最小限の範囲でしか当社「クリーン・パートナー・ライン(お取引先様通報制度)」事務局以外の者には開示しません。また、事実確認、調査などを通じて、当社「クリーン・パートナー・ライン(お取引先様通報制度)」事務局以外の者に、通報した方が特定されることがないよう配慮します。
- 通報したことを理由として、当社が通報した方及びその勤務先を不利益に取り扱うことはありません。
通報いただく前の注意事項
- クリーン・パートナー・ライン(お取引先様通報制度)に書かれた事項についてご了承いただいた上、通報願います。
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通報方法
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クリーン・パートナー・ライン(お取引先様通報制度)へ通報はこちらになります。
- ※ 株式会社東芝のクリーン・パートナー・ライン(お取引先様通報制度)についてはこちらをご参照ください。
https://www.toshiba.co.jp/sustainability/jp/partnerline/index_j.htm